2017/03/28

「伝わる」話し方を身に付ける!|池上彰が実践したこと:まとめ

 
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先日、池上彰さんの著書「相手に「伝わる」話し方 (講談社現代新書)」について紹介しました。

 

https://role-play-20.com/easy-to-communicate-way-of-speaking-ikegami-akira

 

この本の中に書かれていた、池上さんが「伝わる」話し方を身に付けるため実践したことのまとめです。

 

 

信用を得る

営業のセールスマンをイメージしてもらうとわかりやすいですね。

お客さんにはセールスマンの対応をする義理はありません。

セールスマンは、最初は冷たくあしらわれます。

そこからせっせと顔を出し、交流を深めることで商談ができるようになっていきます。

商品を売り込むために、まず自分を売り込むことが、相手に「伝える」第一歩なのです。

 

共通の話題を見つける

相手と話す材料さえあれば、会話の糸口をつかめます。

最近起きたニュースでも構いません。相手と何かの話題で一緒の時間を過ごすことで、次第に親しくなることができるのです。

よく、地方出身の人が地元トークをしたり、「〇〇会社と言えば、××さんを知ってますか?」と共通の知人がいないか質問をしたりするのも、同じ原理です。

話し相手と共通点が5つ見つかれば、その人とはまず間違いなく親しくなるとも言われています。

共通点を5つ見つけることを考えながら、話をしてみましょう!

 

教えを請う

自分が聞き手になることで相手の話を引き出す方法です。

人は、自分の話を聞いてくれる人に悪い印象は持たないものです。

「教えてもらいたいんです!」と相手に示すことで、話ができる関係を築くことができます。

ただ、相手に取り入ろうとしてこの方法をとると、敏感な人ならすぐに見破ってしまいます。

ひたすら知りたいという聞き手の姿勢があって初めて成り立つ方法なので、本当に教えを受けたい人に対して効き目がある方法です。

 

原稿ではなくメモを用意する

話したいことを一言一句原稿にして話そうとすると、アドリブに対応できなくなります。

「まるで書いた文章を話してるみたいだな」と思わずにはいられない話し方をする人に出会ったことはありませんか?

ガチガチに文章を練り上げて話をすると、話の途中で「て」「に」「を」「は」の接続詞を間違えたときに、とっさに対応することができません。

かといって、頭の中だけで話すことを考えて文字に起こしていないと、うっかり大事なことを言い忘れたときに頭の中が真っ白になってしまいます。

大事な部分だけをメモにして話すことができれば、話の順序が前後してしまっても自然に対応することができるのです。

何か発表をするとき、原稿を作るべきか、手ぶらで挑むべきか悩んでいたら、是非メモを持って話してみてください。

 

聞く人の知りたい順に話す

相手が一番に知りたいことは何でしょうか。

例えば、何か大きな事故が起きたとき、まず聞き手はその事故の最新状況や現場の様子を知りたいでしょう。

次にその事故の規模や、考えられる影響といった全体像を知りたいと思うはずです。

そして、事故が起きた原因が何なのかを知りたいと感じるでしょう。

これはあくまで一例ですので、唯一の正解ではありません。

まず事故の原因から知りたいという人だってもちろんいます。

どんな話でも同じです。

聞き手が知りたいことを考えて、1番目に知りたいこと、2番目に知りたいこと、3番目に知りたいこと…といった順番で話をすると、相手を思いやった話し方ができるようになります。

 

「かけあい」で盛り上がる

「かけあい」とは、テレビ用語で、番組の出演者同士の会話を視聴者に見せる手法のことです。

リポートやニュースの内容を整理する「かけあい」と、天気などの軽い話題を交わしながら、次の番組までの時間を調整する「かけあい」があります。

私たちが普段過ごしている中でも、休憩室で同僚と一緒になったり、廊下で知り合いとすれ違ったりすることがあります。

そのような時に、次の番組までの時間を調整する「かけあい」のコツを利用することができます。

この「かけあい」のコツは、自分の体験談を交えながら話すことです。

自分の身の回りの出来事や季節の話題をかる~く話せるようになると、相手にとって、一気にあなたが身近な存在になります。

息抜きできる空間が作れると、相手との距離が一気に縮まるのです。

 

「全体像」をどうやって見せるか

話している内容に対して、視覚的にも相手に訴えかけることができれば、話がわかりやすくなります。

テレビ番組では、フリップを使ってニュースの内容を絵や図にすることで立体的に理解しやすくしています。

日常会話でフリップを使うことはできませんが、身振り手振りで、話をわかりやすくすることができます。

トークだけでなく、話が上手い人の身振り手振りにも注目してマネをしてみましょう!

 

難しい言葉をわかりやすくかみ砕く

例えば、「書類送検」という言葉を、「書類を検察に送りました」という言葉に変えるということです。

特に、話し言葉として考えると、「送検」は「壮健」や「双肩」など、おなじ読みをする別の単語が頭をよぎってしまいます。

難しい言葉を簡単な言葉に置き換えることで、聞き手の話への理解が止まることを防ぐことができます。

 

身近なたとえに置き換える

たとえがうまい人は、間違いなく話が上手いです。

国の予算を家計に例えたり、東京ドーム〇個分という形で特定の建物の大きさを表現したりしることで、スケールが大きすぎるものをイメージしやすくすることができます。

 

抽象的な概念を図式化する

関税という言葉を説明するとしましょう。

日本全体を囲う柵をイメージします。その柵に一か所だけ、門があります。

柵の中に入るには、その門から入る必要があります。その門をくぐるには税金が必要です。

これが関税です。

このように、自分の頭の中に、伝えたいことの「絵」を書いて説明してみると、難しいこともきちんと整理して話すことができるのです。

 

「分ける」ことは「分かる」こと

伝える内容をきちんと選ぶことも重要です。

例えば、完全失業率は、失業者を分けることで説明できます。

分けるイメージをつかんでみてください。

まず人口を労働力人口と非労働力人口に分けます。さらに、労働力人口を就業者と完全失業者に分けることで、完全失業者のグループができます。

こうすることで、完全失業者について話していたはずなのに、就業者にも当てはまる説明をしていた!ということを防ぐことができます。

 

バラバラの知識をつなぎ合わせる

バラバラの知識に「関係性」をつけることでもわかりやすくすることができます。

例として、歴史について知っていると、「関係性」で色々なものごとを捉えられます。

大阪がなぜ日本第二位の規模を持つ都市なのか、なぜ京都が外国人に大人気なのか、などは日本の歴史・経済史の知識があると、時間軸をもって理解することができます。

一見関係ないことにつながりを見つけることができれば、自分が苦手な話題をしているときも、「関係性」でつなぎ合わせて、自分の得意な話をすることもできるのです。

 

話すリズムや、「間」を大切にする

突っ込み待ちをして、会話のキャッチボールをしていく方法もあります。

例えば、2002年サッカーW杯で、代表選手の数がなぜ23人なのか聞かれた時、

「代表選手は23人とFIFAが決めているから。以上、終わり。」

と言い切ってしまうのです。

当然、それでは答えになっていないと突っ込みが入ります。

その突っ込みから、補足説明を加えたり、自分なりの解釈をしたりすることで会話を広げることができるのです。

 

まとめ

「もうすでに意識してるよ!」と思ったもの、「なんとなく思っていたけどやっぱりそうだったんだな!」と思ったもの、色々あるのではないでしょうか。

気になるものがありましたら、実践して「わかりやすく」伝えられる人になりましょう!

 

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